ペナンの夜が明けた。
日の出は7時位で、日本との時差は-1時間である。
ペナンはマレーシア第2の都市となり、世界遺産で有名なジョージタウンがある場所でもある。
この日は日曜日の朝ともあり、若干交通量は少な目であるが、日本を凌ぐ車社会であり、
NO CAR NO LIFE がピッタリである。
新車が目立つ、特にトヨタ車が多い。
マレーシアは国産車もあり、トヨタ系と三菱系の2系統存在ずる。
外国車(日本車)は国産車の倍以上の価格みたいですが、
外車率が半端ない。
国産車はパッソ(トヨタ)に似た形状の車が多かった。
そんなペナン島を楽しく走ろう!などと未だに甘い期待を持っているのであった。
この時まだジョージタウンの恐怖を知る由もなかった。
マラソンイベントが開催されていた。
イスラム教の女子も参加しており、服装でそれとわかる。
他民族にて成り立っている国家であり、調和がとれているのだと、簡単に推察できる。

コーンウォリス要塞跡地

取りあえず、南の方へ向かって一回りする計画を立てるが、
一方通行ルートが多く、思うようにルートどりができない。
交差点は皆無で、信号機がほぼ無いです。
しかもラウンドアバウトもなく、ワンウェイでの合流となる道づくりとなっています。
歩道橋も、最初に見た1つ位しかないです。
歩きや自転車の想定をして道が作られていないです。
つまり自転車は車と同じように車線変更をして順路を進まないと、
ジョージタウンを抜け出す事は出来ないのです。
片側4車線の道路を右から左まで車線変更する勇気はもちろんありません。
後からは60~80km/hにて迫る車の大群があります。
例えるなら、首都高を自転車で走っているのと同じです。
自転車で走っている人が稀ですが、それでも現地の人は、隙を見て車線変更し、右折レーンに入っていきます。
曲がった後に、レーン合流となるので、上手に間合いを見計らって突っ込んで合流していきます。
左折だけでルート形成できれば問題ないのですが・・。

ランチは偶然見つけた中華系屋台で食べることにする。
チキンライスを食べる。
メニューがないので、食べたいものを屋台で見て注文する流れ。
美味しい。
慣れ親しんだ味に近い。

寄り道しながらジョージタウンの街中を抜ける事が出来ました。
帰るときも憂鬱ですね・・。
西瓜やマンゴーを食べて疲れを癒します。

帰りも何とか宿に帰ってくることが出来ました。
信号が変わるとともに、車はスタートダッシュしてくる感じ。
レースでもやっている感覚に近いと思います。
いかにもアジア的な感じです。
そういった意味では日本も大差は無いのですが、
車優先で我先にという感覚が非常に強いです。
また、自動二輪も多く、右から左からと自由に抜いていくので非常に危険です。
ルールはあって無い様なもの!
そして遠慮していたら、一生曲がれないし、先にも進めない。
何がしたいのか、自分でアピールしていかないと非常に危険です。
優柔不断はNGで、毅然とした意志を示さないと、曲がるのか、進むのかなど、
車もバイクも突っ込んでくるので危ないです。
信号もないので、車やバイクの往来が途切れることはありません。
明日もペナンを走る!予定なんだよなぁ~~。
明日の事は明日考えて、
夜はガニードライブまで歩いて屋台で軽く食べ、

帰りにまた、肉を食べましたとさ。
