高熱にうなされながら、夜明け前に起床する。
熱は37度前半にまで下がっていた。
インフルエンザでない確証はあったので、熱は下がる確信はあったが、
ぶり返す可能性もあるし、人混みでウイルスを貰い発症する可能性は非常に高い。
しかし、考えていても仕方ない。
成田まで向かう事にする。
圏央道開通は成田を利用するにあたっては利便性が高い。
成田に無事到着し、
Wifiレンタル、チェックインなど旅の準備を整えフライトの時間を待つ。
昨日までの高熱がウソのような感じもする。
体調も回復してきたようだ。

目指す島まで4時間といったところだろうか。
一眠りしながら、島への到着を待つ事にしよう。
小旅行にはちょうど良い距離感かもしれない。
4時間程度で、目的地の高雄に到着した。
目指す島は古き良き時代が交錯する台湾である。
今後の島イチにも適用出るか否か偵察も兼ねている。
飛行機を降り、入国審査に向かうと・・・、
あれは!温度センサーに違いない。
発熱していると、入国できない可能性が高い・・・。
素知らぬ顔で通り抜けると、
・・・・・!
やはり呼び止められた。
まさかの入国不可!!
ここまできて、入国できないのは如何ともしがたい。
こんなオチが待っているとは。
色々な事を考えましたが、入国できなければ仕方ありません。
とりあえず測定器で体温を計測される。
37度1分という結果だった。
これは如何に・・・・。
「ごめんなさい。問題ありません」との事。
こうして無事入国を果たしたのである。
それにしても37度で反応するのか?!
欧米人とかは普通に37度台だと思うけどね。
高雄からMRTで左営まで向かい、台鉄特急に乗り換え台南まで向かう。

台南までは1時間も掛からず到着となる。
日本統治時代の駅舎は補修工事が行われていた。
昔の日本の駅舎の雰囲気をそのまま残す感じだ。
発車のベルも同様にジリジリ音だ。

フランスやスイスの鉄道はアナウンスすらなかった記憶がある。
改札も無いしね。
自分で刻印するシステムだったな。
改札があるとなんか安心する。
ホテルまではタクシーで向かう。
英語はほとんど通じない印象。
ホテルではどうなのかと思ったら、
日本語通じます。
カタコトだったけどw

無事チェックインを済ませ、近くの飲食店を散策。
夕食にありつく。
どのお店も、自分で注文用紙に欲しい分だけ数量を記載する方式みたい。
漢字だからなんとなくメニューわかるけど・・・。
絵がないとなんだかわからないよなー。
そんな時は、他の客が食べているものを指して、
あれと同じやつをくれがマレーシアで養った注文の定番w
言葉などは通じなくても、何を伝えたいのかは何となくわかるもの。
互いを理解する心があれば何とかなるのかもしれない。