次に向かったお店は、新所沢駅前にあるぎょうざの満州本店だ。
山田うどん本店から3キロ程度しか離れていない。
満州も山田うどんと同じく、埼玉発祥のチェーン店である。
山田とは対照的に駅前店舗で駐車場を持たないお店が多い。
坂戸に工場併設店舗があり、そちらの店舗は駐車場が完備されている。
本店と書かれているからにはなにか違いがあるはず・・・。
店舗外観からはその違いをうかがい知る事は出来ない。

店内にはいると・・・。
やっぱり普通だ。
山田と違って、どの店舗も統一感がある。
本店も例外ではないのである。
K4氏とTO氏はぎょうざの満州は初めてとの事。
TO氏は餃子とライス
K4氏は満州ラーメンと餃子のセット
私はネギ味噌ラーメン


やはりラーメンは可も無く不可もない味である。
麺類を食べるなら、餃子を食べたほうが3割お得と言うことである。
また炒め物等の中華メニューもあるのも見逃せない。
王将等がライバルになるのであろうか。
K4氏とTO氏の回答は・・。
満州3割旨いは伊達じゃない。
餃子セットのCPは抜群。
いまやCPの基準となりつつある牛丼やハンバーガーと比べてもお得感は色あせない。
やはり日本人は米を食べて何ぼの所はあります。
餃子とライスとスープで380円なら文句はないですよね。
しかも味も良い。
近くにあったら行きたいとの回答だった。
K4氏に至っては日高より3割旨いのは確実との発言も飛び出した。
やはり満州は安定した美味しさを楽しめるという点でポイントが高い。
しかも餃子という武器がある。
この武器が研ぎ澄まされている上、使い勝手が良いという飛び道具的働きなのである。
繁盛するのも頷ける。
餃子の他に武器を身につけたら更なる飛躍が期待できるであろう。
あんなに盛り上がっていた山田の事は既に頭から無くなっていた。
満州と比べたら駄目だよ~。
山田さんが可愛そうだよ~、もはやそんな雰囲気だった。
満州と山田が同じ土俵に上がったらそれは満州に分があるかもしれないが、
面白いことに同じ土俵で戦っていない。
それがお互いの繁栄に繋がっているといえる。
これが答えか・・・。
埼玉発祥の外食チェーン同士、深い絆で結ばれているのかも知れない。
埼玉万歳
そう締めくくって山田事変練は幕を閉じた。
次の店舗でうどんを食べる??
そんな事はもはや意味を成さないのである。
答えは出た。
なのでうどんは食べない。
これがさらなる答えだ。
もし貴方が山田うどんの社長だったら・・・そんな問いかけが頭をよぎる。
人と違ってもそれを貫いて成功させればカッコイイよね。
ならばその道を進み極めれば良いのである。
そう定義を変えるのだ。
そんな言葉が心をすり抜けていったのである。
人類案山子化計画はまだ始まったばかりだ。
続く